高龍神社の参拝の仕方完全ガイド!名刺と卵が必須の理由とは?

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こんにちは。ふくふく開運ナビ 運営者「ちか」です。新潟県長岡市にある高龍神社は、商売繁盛の神様として全国から崇敬を集めるすごいパワースポットですよね。でも、いざ行こうと思うと、卵や名刺が必要だとか、奥之院への道が怖いといった噂を聞いて不安になる方も多いのではないでしょうか。初めて行く場所でマナー違反をしてしまったらどうしようと心配になりますよね。この記事では、私が実際に訪れて学んだ高龍神社の参拝の仕方や、絶対に知っておきたいルールを詳しくご紹介します。

  • 売店で購入すべきお供えセットの中身と値段
  • 名刺を拝殿に奉納する独特なルールの意味
  • 118段の石段とエレベーターの使い分け
  • 奥之院へ行く際の道路状況と冬場の注意点

初心者必見の高龍神社における参拝の仕方と準備

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高龍神社への参拝は、現地に着いてからではなく、準備の段階からすでに始まっています。一般的な神社とは少し違う独特のルールや持ち物があるので、事前にしっかり予習しておくことが大切です。ここでは、到着してから拝殿でお参りするまでの基本的な流れを徹底的に解説しますね。

卵やお酒などの「お供えセット」を売店で購入

高龍神社に到着して、まず最初に立ち寄るべき場所は、参道の入り口付近にある売店(お土産物屋さん)です。ここでは、参拝に欠かせない「お供えセット」が販売されています。「えっ、わざわざ買わないといけないの? 手ぶらじゃダメ?」と思う方もいるかもしれませんが、高龍神社においてこのセットは、神様へのご挨拶代わりのような非常に重要な意味を持っています。

実は、高龍神社の御祭神である龍神様のお使いとして、古くから「白蛇」が信仰されています。そして、この白蛇様の大好物がなんと「生卵」なのです。そのため、参拝者は自分の願いを聞き届けてもらうための供物として、卵を持参するのが古くからの習わしとなっています。もちろん、スーパーで買った卵を持参しても間違いではありませんが、現地の売店でセットを購入することで、地域にお金を落とし、土地の方々とコミュニケーションを取ることも、神様に愛されるための大切なプロセスだと私は感じました。

売店のおばちゃんたちはとても気さくで、「今日はどこから来たの?」なんて話しかけてくれることも。そんな温かいやり取りをしながら購入するお供えセットは、単なるモノ以上の価値を感じさせてくれます。

アイテム意味・役割
生卵(なまたまご)龍神様の使いである白蛇様の好物。最も重要な供物。
御神酒(おみき)神様にお供えする清めのお酒。場を清める意味も。
蝋燭(ろうそく)自らの願いを神様の御前に照らし出すための光。

お供えセットの価格について
私が2024年4月に訪れた際は、この3点がセットになって550円(税込)でした。お財布に優しい価格設定も嬉しいですよね。参拝時には小銭が必要になる場面が多いので、ここで千円札を出してお釣りで小銭を作っておくのも、賢い参拝テクニックの一つかもしれません。

このセットを手に持つと、「よし、これから神様のところへ行くんだ」というスイッチが入ります。ただのお買い物ではなく、神域に入るための「チケット」を手に入れるような感覚で、ぜひ購入してみてくださいね。

名刺を壁に挟む独特な奉納の意味と効果

拝殿に入って、おそらく誰もが最初に息を呑むのが、壁一面、天井近くまでびっしりと差し込まれた名刺の数々でしょう。これは高龍神社を象徴する最も有名な光景であり、その圧倒的なエネルギーには言葉を失います。初めて見たときは、「これ、全部参拝に来た人の名刺なの!?」と本当に驚きました。

では、なぜこれほどまでに多くの名刺が奉納されているのでしょうか。それは、高龍神社が「商売繁盛」や「金運向上」に特化した強力なパワースポットだからです。ここを訪れる参拝者の多くは、会社経営者、個人事業主、あるいは組織のリーダーたちです。彼らは神様に対して、「私はこういう事業をしている、どこの誰です」と自己紹介をし、ビジネスの成功や社運の隆昌を祈願するために、自分の分身である名刺を置いていくのです。

名刺を奉納するという行為は、単なる記念ではありません。それは神様との「契約」にも似た、強い決意表明だと私は思います。「この事業で成功させてください、その代わり私も精一杯努力します」という誓いを、名刺という形にして残していくわけです。

成功者のエネルギーに触れる
壁の名刺をよく見てみると、有名な企業の役職者や、遠方から来たと思われる方々の名刺もたくさん見つかります。自分の名刺をその中に加えることで、すでに成功している方々の「勝ち馬」の輪に加わるような、ポジティブな心理的効果も期待できるのではないでしょうか。「自分もこのレベルまで行くんだ!」というモチベーションアップにもつながりますよ。

もしあなたが、「自分は会社員だし、名刺なんて持ってないよ」という場合でも大丈夫です。強制ではありませんし、名刺がなくても参拝は問題なくできます。ただ、もしブログや副業、趣味の活動などで独自の屋号や肩書きを持っているなら、その名刺を作って持参することをおすすめします。手書きのメッセージカードのようなものでも、気持ちは伝わるはずです。大切なのは、「自分が何者で、何を成し遂げたいか」を神様に明確に伝えることなのですから。

金運のご利益を高める正しいお参りの手順

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いざ拝殿の前に立つと、独特の厳かな雰囲気に少し緊張してしまうかもしれません。でも、基本的な作法と高龍神社ならではのルールさえ押さえておけば大丈夫です。ここでは、私が実際に行った手順に沿って、失礼のない正しいお参りの仕方を詳しくお伝えします。

まず、拝殿は土足厳禁ですので、入り口で靴を脱いで上がります。ここで注意したいのが足元です。山間部にある拝殿は、夏でもひんやりとしていて、冬場は底冷えするほど床が冷たくなります。参拝中に寒さで集中できなくならないよう、厚手の靴下を持参するか、重ね履きできる準備をしておくと安心ですよ。

拝殿に入ったら、まずは購入した「お供えセット」を神前にお供えしましょう。具体的な手順は以下の通りです。

  1. 献灯(けんとう):セットに入っている蝋燭を取り出し、火を灯して専用の燭台に立てます。揺らめく炎を見つめながら、心を落ち着かせましょう。
  2. 供物(くもつ):次にお神酒と卵をお供えします。拝殿には供物台がありますが、混雑時はスペースが限られていることもあります。卵はパックのままお供えしても良いですし、用意されているお皿に移しても構いません。周りの参拝者の様子を見ながら、臨機応変に対応するのがスマートです。心の中で「好物の卵をお持ちしました」と念じながら丁寧に置きましょう。
  3. 名刺奉納:持参した名刺を、壁の隙間や専用の名刺受けに差し込みます。高い場所は脚立などがないと届かない場合もあるので、無理のない範囲で、神様の目に留まりそうな場所を探してみてください。この「場所探し」も、神様とのご縁結びのようで少しワクワクします。
  4. 拝礼:準備が整ったら、祭壇の正面に向き直り、「二礼・二拍手・一礼」を行います。この時、自分の住所と氏名を心の中でしっかりと唱えるのを忘れないでくださいね。神様も、どこの誰か分からない人の願いは叶えにくいものですから。

そして、この拝殿内には一つだけ、絶対にやってはいけない禁忌が存在します。それは「蛇石(へびいし)」への接触です。

【警告】蛇石には絶対に触れないでください!
境内には、白蛇の姿が自然に浮き出た不思議な石「蛇石」が安置されています。非常にパワーがありそうで、つい撫でてご利益をいただきたくなりますが、これは厳禁です。なぜなら、この石は台座に固定されておらず、非常に不安定な状態で置かれているからです。不用意に触れて転倒させ、石や台座を破損させてしまったら取り返しがつきません。文化財保護の観点からも、信仰上のマナーとしても、「見るだけ」に留めてください。触らなくても、その強力なパワーは十分に届きます。

拝殿へは石段だけでなくエレベーターも利用可能

高龍神社の鳥居をくぐると、目の前に立ちはだかるのが急勾配の石段です。その数、全部で118段。数字だけ聞くと「なんだ、たいしたことないじゃん」と思うかもしれませんが、実際に下から見上げると壁のようにそびえ立っていて、思わず尻込みしてしまうほどの迫力です。

多くの参拝者は、「商売繁盛という願いを叶えるための修行だ!」と意気込んで、この石段に挑戦します。私も最初は気合を入れて登り始めましたが、一段一段が高く、しかも急なので、半分も行かないうちに息が上がってしまいました(笑)。でも、苦労して登り切った後に振り返る景色の爽快感と、拝殿に辿り着いた時の達成感は格別です。「困難を乗り越える」というプロセス自体が、ご利益の一部なのかもしれませんね。

しかし、体力に自信がない方や、足腰に不安がある方、小さなお子様連れの方もいらっしゃると思います。そんな方のために、高龍神社にはなんと参拝者用のエレベーターが設置されています。神社の風情ある景観の中にエレベーターがあるのは少し現代的で驚きますが、これは本当にありがたい設備です。

エレベーターの利用方法
エレベーター乗り場は、石段の左手にあるトンネルのような通路を進んだ先にあります。これを使えば、急な石段をパスして、拝殿のある高さまで一気に上がることができます。「楽をしたらご利益が減るんじゃ…」なんて心配はいりません。神様は無理をして怪我をするような参拝は望んでいないはずです。自分の体調に合わせて、無理なくお参りできるルートを選んでくださいね。行きは石段で頑張って、帰りはエレベーターで降りる、という使い方もおすすめですよ。

駐車場やアクセス方法と冬の閉鎖期間に注意

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